「マッチングアプリを初めて使うので、なんだか不安」「マッチングアプリを使ってみたいけれど、全くの初心者なのでどのアプリを選べばいいかわからない」という方もいらっしゃるかと思います。
そこで、今回はマッチングアプリ初心者の方に向けて、マッチングアプリに関する基礎知識、マッチングアプリの種類と使い方、初心者向けマッチングアプリの選び方、おすすめのアプリ、マッチングアプリを使用する前に知っておきたい注意点などをまとめてご紹介します。
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マッチングアプリに関する基礎知識
「マッチングアプリって、どのようなものなのかよくわからない」という方もいらっしゃるかと思いますので、まずはマッチングアプリに関する基本的な事項を簡単に説明します。
(1) マッチングアプリとは
そもそも、マッチングアプリとは、どのようなものなのでしょうか。
マッチングアプリは、主に異性との出会い(マッチング)を機能とするスマートフォンのアプリです。
基本的な手順は、以下の通りです。
- アプリをダウンロードして会員登録する
- 一覧として表示される異性の会員の中から興味のある相手を選んでメッセージを送る
- 異性とのメッセージのやり取りを通じて親交を深める
- 実際に会ってデートをする
- 交際や結婚を検討する
かつて、こうしたオンラインを通じての出会いは「出会い系」などといわれ、「怪しい」「サクラに騙されそう」などネガティブなイメージを持つ人も多かったです。
しかし、現代ではマッチングアプリは若者を中心に人気があり、マッチングアプリの利用は男女の出会い方の一つとして一般的になりつつあります。
(2) 20代~30代の若者を中心に人気の理由
マッチングアプリへのイメージが変わり、若者を中心に人気となった背景には、インターネットやSNSの普及があります。
仕事や趣味の領域でオンラインでのやり取りが当たり前となったため、以前のような「顔の見えない相手」との交流に対する警戒心が薄れたのです。
特に生まれつきスマホやネットが身近にある若者世代では、SNSやオンラインゲームなどを通じた他者との交流は珍しくありません。これが若者の間でマッチングアプリへの抵抗が少ない主な理由と考えられます。
加えて、2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大により、人の集まるイベントやパーティーなどが縮小・中止された結果として、マッチングサービスやアプリの利用が拡大したという事情もあります。
恋人探しの方法における、新型コロナウイルス感染拡大前後での変化は以下の通りです。
- 2020年3月以前
「職場や学校での出会い」:40.1%(最多)
「友人や家族からの紹介」:39.6%
「マッチングサービス・アプリ」:32.7% - 2020年4月以降
「マッチングサービス・アプリ」:42.6%(最多)
「職場や学校での出会い」:29.4%
「友人や家族からの紹介」:24.0%
【参考】https://mmdlabo.jp/investigation/detail_1999.html
マッチングアプリの種類と使い方
マッチングアプリといっても、大まかな方向性の違いによって種類が分かれます。ここではアプリの種類と使い方を概観しておきましょう。
(1) マッチングアプリの種類
マッチングアプリには、交際や結婚につながる出会いを目的とするものと、その他の出会いを目的とするものとがあります。
主に異性との出会いを目指すアプリは、目的に応じて恋愛・婚活・遊びに分かれます。
恋愛系アプリは20代~30代、婚活系アプリは30代~40代がメイン層とされており、結婚目的の場合はアドバイザーやコンシェルジュからサポートを受けられるといった違いがあります。
一方、その他のビジネスや趣味などの出会いを探すアプリとしては以下のようなアプリがあります。
- 取引先を探したり経営者同士でつながったりするためのビジネスマッチングアプリ
- ゲームやスポーツなどを行なう友人が見つかる仲間づくり用のマッチングアプリ
(2) マッチングアプリの使い方
操作や使い方はアプリによって多少異なりますが、基本的な手順は共通しています。
- アプリをダウンロード
- 会員登録
- プロフィール作成
- 希望条件で相手を検索
- 「いいね」などのリアクション
- メッセージ交換
会員登録の際には電話番号やメールアドレスのほか、LINEやFacebookなどのIDで登録できるアプリもあります。
プロフィールは年齢や性別、身長、体型、年収などの基本情報の選択に加え、自由記載欄も用意されています。過不足なく自分のことが伝わるような情報を記載しましょう。
また、重要なのが写真です。
外見を伏せていては警戒され、マッチングもしにくいため、笑顔などの親しみやすい写真を設定するのがポイントといえます。
最近は、プロのカメラマンに撮影してもらった写真を使用する方も増えています。
参考記事:マッチングアプリの写真をプロに頼む効果は絶大?デメリットは?
プロフィールの設定後、いよいよ相手を検索していくことになりますが、アプリによっては共通の話題を探しやすくするためのコミュニティが用意されているものもあります。
基本情報や写真、最終ログイン時間などをもとに相手を検索し、良さそうだと思う会員を見つけたら「いいね」などのリアクションを付しましょう。
手当たり次第にリアクションを付けるのは推奨されませんが、相手から反応が来るとは限らないため、ある程度は範囲を広げてみてもいいかも知れません。
相手からもリアクションが付されたらメッセージでのやり取りが可能となります。基本料金が無料のアプリでは、この段階から有料となるものもあります。
このようにマッチングアプリはSNSに類似するため、出会いをメインとしたSNSのような感覚で利用してみると理解しやすいでしょう。
初心者向けマッチングアプリの選び方
初心者がマッチングアプリを選ぶにあたって重要となる6つのポイントをピックアップしました。
(1) 利用者の目的
真っ先に確かめておきたいのは、アプリの利用者が何を目的としているのかです。アプリ自体の方向性ともいえます。例えば、恋愛目的と結婚目的とでは、アプリの使い方もマッチングしてからの交際の姿勢も異なってくるでしょう。
(2) 利用者の年齢層
出会える相手が何歳だろうと構わない、という人を除けば、利用者の主な年齢層にも着目しておきたいところでしょう。一般的なマッチングアプリは20代~40代が中心のようですが、10代から50代までの幅広い年代の方が登録しているアプリもあります。
年齢はマッチングのしやすさにも大きな影響を及ぼすため、ご自身の年齢とマッチングを希望する相手の年齢を考慮し、利用年齢層に合うアプリを選ぶことをおすすめします。
(3) 利用料金
利用料金については、4つのパターンがあります。
- 男女とも無料
- 男女とも有料
- 男性のみ有料
- 女性のみ有料
もっとも多いのが、女性は無料で男性のみ有料というパターンです。
次いで多いのが男女とも有料、それから男女とも無料と続きます。
女性のみ有料のアプリも、非常に少なくはありますが存在します。
男性の料金は、多くのアプリで月額3000~5000円ほどですが、中には1万円程度のアプリもあります。
それなりに料金の高いサービスに登録しているなら、ひやかしや遊び目的の利用者は少ないと考えられるでしょう。
(4) 利用者数(会員数)
マッチングの可能性を少しでも上げたいのであれば、アプリの利用者数も押さえておくといいでしょう。
自分にとって良さそうなアプリが複数ある場合、決め手として会員数を参考にしてもいいでしょう。
ただし、会員数を公開しているアプリと非公開のアプリは半々といったところですので、この要素だけでアプリを選ぶのは難しいかも知れません。
(5) 利用者に対する審査の有無
マッチングアプリの中には、利用(入会)条件を定めているものがあります。利用条件があるアプリでは審査が行なわれ、条件を充たした人物だけが会員となれるのです。
審査は主に外見・学歴・年収などの観点から実施されるため、手軽さは失われるものの、高学歴・高収入などの条件で結婚相手を探す人にとっては効率が良いという特徴があります。
(6) アプリの信用性
アプリの中には運営企業が怪しく、個人情報の取扱いに信用が置けなかったり、料金トラブルが取り沙汰されたりといったものもあるようです。
アプリの信用性に関しては、以下のポイントをチェックしてみましょう。
- 国内企業かどうか:海外に運営企業があるとトラブルへの対処が遅れるおそれがある。
- 上場しているか:いわゆる大手・上場企業のほうが経営に対する信頼度が高い。
- インターネット異性紹介事業届の提出:マッチングアプリでは義務化されている。
- ユーザー通報機能の有無:あると悪徳業者などの排除につながり安心できる。
- 本人確認機能の有無:あるとなりすましを防げる。
- ポイント制でないか:ポイント制のアプリはサクラによる問題が生じるおそれがある。
以上の点を一通り確かめておくと、安心して利用できると考えられます。
初心者におすすめのマッチングアプリ
「マッチングアプリ」でストアを検索すると、100を超える数のアプリが出てきます。こうなると自分に合ったアプリを探すのも一苦労ですよね。
そこで、上記の選び方のポイントを踏まえて、マッチングアプリ初心者におすすめのアプリを恋活・婚活という目的別に厳選して3つずつ紹介します。
恋活から始めたい方におすすめのアプリ3選
「彼氏・彼女が欲しい」、「結婚はまだ考えていないけど真剣に交際できる相手を探したい」という方におすすめの恋活に適したアプリを厳選して3つご紹介します。
【Pairs(ペアーズ)】 国内最大級の会員数を誇る有名なマッチングアプリ |
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【with(ウィズ)】 独自の心理テスト、性格診断が人気のアプリ |
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【tapple(タップル)】 毎月1万人のカップルが誕生 |
各アプリについて詳しく説明します。
Pairs(ペアーズ)
2008年に設立された株式会社エウレカの運営するPairsは、充実したコミュニティと検索のしやすさで人気のマッチングアプリです。
交流前の本人確認が必須で、24時間365日の監視体制も整えられているので、初心者でも安心して恋活できます。
国内最大級の会員数で知名度も高いので、理想の相手が見つかる可能性は非常に高いでしょう。
自分の理想にぴったりの相手を探したい方は、まずはマッチングアプリの王道として有名なペアーズを使ってみることをおすすめします。
\理想の相手と出会える可能性大!/
with(ウィズ)
株式会社withの運営するwithは、心理学と統計学を元に作られているマッチングアプリです。
独自の心理テスト、性格診断で相手を探せることに加え、好みカードというシステムで相手との共通点を視覚的に掴めます。
さらに、相手とのやり取りにあたっては、トークをスムーズに進めるためのアドバイスも届くので、初心者でも相手との会話を楽しむことができます。
常時監視システムやユーザー通報システムも備わっており、安心して恋活ができます。
withには心理学と統計学に基づく本格的な診断機能が搭載されているので、お相手との価値観や相性の一致を重視する人には特におすすめのアプリです。
\相性の合う相手が見つかる/
tapple(タップル)
tappleは、毎月1万人のカップルが誕生していることで知られるアプリです。
ウィッシュカードと呼ばれる「○○をしたい」との希望をプロフィールに設定できて、気の合う相手を見つけやすいのが特徴です。
24時間365日の監視体制やメッセージに際しての本人確認システムもあり、安心して利用できます。
\毎月1万人のカップルが誕生/
恋活に適したアプリを選ぶポイント
マッチングアプリ初心者が恋活を目的としてアプリを選ぶ場合は、会員数が多いアプリを選ぶことがポイントです。
会員数が多いアプリは、毎日数千人単位で新しい利用者が登録しているので、出会いのきっかけが多く、理想の相手に出会える可能性が高いです。
友人の勧めや、周りにそのアプリを利用して彼氏・彼女ができた人がいる等のきっかけで登録する人も多く、普通に生活していても彼氏・彼女ができそうなレベルの人たちもたくさん登録しています。
婚活に適したマッチングアプリ3選
「1年以内に結婚したい」「そろそろ真剣に婚活を始めたい」という方に向けて、婚活に適したアプリを厳選して3つご紹介します。
【Omiai(オミアイ)】 充実した検索システムで相手を探せるアプリ |
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【Youbride】 利用者の約80%が5ヵ月以内に成婚 |
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【ブライダルネット】 1年以内の結婚を目指す会員が85% |
各アプリについて詳しく説明します。
Omiai(お見合い)
Omiaiを運営する株式会社ネットマーケティングは2004年設立と、それなりの歴史があります。
男性のみ有料で料金がやや高めであり、20代後半の会員が多いため、真剣な交際をするのに向いたアプリです。
24時間365日の監視体制やニックネームでの表示といった仕組みで安全な利用ができるほか、メディア紹介実績も豊富にあります。
充実した検索システムがあるので、交際相手に対して詳細な希望がある人には特におすすめです。
\誠実なお相手が見つかる/
youbride(ユーブライド)
利用者の約80%が5ヵ月以内に成婚しているというユーブライドは、2013年設立の株式会社Diverseが運営する結婚相手紹介サイト・アプリです。
累計利用者は180万人を超え、全国および海外の相手からさまざまな条件での検索ができます。
ブロック機能や違反報告機能といった基本的な機能のほか、専門スタッフによる24時間の監視・サポート体制も備わっているため、安全性を重視したいという方にもおすすめです。
\成婚率の高い婚活アプリ/
ブライダルネット
東証プライム上場企業である株式会社IBJの運営する婚活サイトです。
1年以内の結婚を目指す会員が85%と、結婚への意欲の高い方が多く登録しています。
男女とも有料な分、会員の真剣度は高いといえますが、初デート場所の無料提供や2年目以降が無料の12ヵ月プランなどのサービスもあり、全体としてそこまで高コストとはいえません。
結婚へ向けた専任カウンセラー「婚シェル」による手厚いサポートが受けられるので、恋愛経験が少ない方にもおすすめです。
\手厚いサポートが魅力!/
婚活に適したアプリを選ぶポイント
マッチングアプリ初心者の方が結婚を前提としてお付き合いできる誠実なお相手を探したい場合は、上記で紹介したような大手企業が運営する信頼の置けるアプリを慎重に選ぶことが大切です。
初心者がマッチングアプリを利用する際の注意点
面識のない相手と出会う性質上、マッチングアプリの利用に際してはいくつかの注意が必要です。
しかし、ただ漠然と「注意が必要」と思っているだけでは、適切な対処はできません。
そこで、マッチングアプリ初心者が注意すべき具体的なリスクと、それらのリスクへ対処法を整理しました。
(1) 詐欺被害に遭わないよう警戒が必要
中には出会い目的ではなく、詐欺を目的とした会員もいる可能性があります。具体的に気を付けたいのは結婚詐欺および投資詐欺、マルチまがい商法への勧誘です。
結婚詐欺
結婚詐欺とは結婚を仄めかして金銭を巻き上げる詐欺であり、メッセージで親密になってから「親が病気」とか「資格取得のお金が入り用」とかの口実でお金をせびってきます。
しかし、そもそもまともに顔を合わせて婚約をしているわけでもない相手に金銭を請求すること自体が異常です。
投資詐欺
投資詐欺とは投資に誘って出資を求める詐欺であり、仮想通貨への投資名目などで海外の銀行口座にお金を振り込ませるケースが問題視されています。
マッチングアプリで出会った相手に儲け話を持ちかけることは不自然です。
【参考】http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210218_1.html
また、詐欺とは異なりますが、マルチまがい商法(ネットワークビジネス)への勧誘がなされることもあります。「物やサービスを売れば手数料が得られる」「新規会員を紹介することで紹介料が入る」といった説明を受けても鵜呑みにせず断り、業者として運営に通報しましょう。
(2) 実際に会う相手は慎重に選ぶこと
マッチングアプリ内でメッセージのやり取りをし、ある程度親しくなれたと判断した場合、直接会って話そうという流れになるはずです。
もちろん出会いが目的である以上、顔を合わせるのは自然なことですが、中には危ない相手もいるため、慎重さが求められます。具体的には、以下の3点を意識するといいでしょう。
- 夜遅くに、あるいは人気のない場所で会うことは避ける
- 会う前に十分やり取りを行ない、相性や信頼性を見極める
- LINEのID交換は実際に会った上で行なうかどうか判断する
既婚者や肉体関係のみを目的とする(ヤリモク)会員も紛れ込んでいる可能性はあります。そうした相手に引っ掛からないように、一定の警戒は払うべきです。
(3) 信用できるアプリを選ぶこと
アプリによっては提出した個人情報が業者に売られたり、流出してしまったりといったリスクがあります。これを避けるには信用できるアプリを選ばねばなりません。具体的な選び方のポイントは、上記「アプリの信用性」の項目を参照してください。
また、そもそも個人情報を不用意に開示しない心構えも大切です。
出会いを目的とする以上、本人確認のための情報を提出する必要はありますが、求められる範囲を超えて個人情報を書き込むのは避けたほうがいいでしょう。
(4) 不誠実な対応はしないこと
アプリ越しでやり取りしていると、どうしてもゲームをプレイしているような感覚になりがちです。加えて、特に女性は「いいね」などのリアクションが集まりやすい傾向にあり、承認欲求が肥大化してしまうおそれがあります。そうなると「自分は選ぶ立場なので、相手をぞんざいに扱っても構わない」という思い込みが生じやすくなるのです。
しかし、アプリ越しの顔が見えない関係とはいえ、あくまでも対人でのやり取りなので、誠実な対応を意識する必要があります。これは単に倫理や道徳の面だけでなく、無用なトラブルを避けることにもつながる話です。
マッチングアプリ初心者からのよくある質問と回答
マッチングアプリ初心者からのよくある疑問・質問をまとめました。
気になる疑問を解消し、気持ちよく利用しましょう。
(1) 実際のところ、本当に出会えるの?
結論としては、出会えます。
もちろん個人差はありますし、100%の出会いを保証するものではありませんが、それはマッチングアプリを介さない男女交際でも同じです。
多くのマッチングアプリの公式サイトでは、マッチング率や成婚率が実績として掲げられています。アプリによっては10%ほど、つまり結婚相談所に近い成婚率を誇ります。これらの数値が虚偽であれば大きな問題となりますので、信用できるデータと考えていいでしょう。
なお、「外出が控えられている現状でも出会えるの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかも知れません。こうした状況でも、アプリによってはビデオデート機能などが用意されており、相手とのやり取りが可能です。まずはオンラインで関係性を深めてみてはいかがでしょうか。
(2) 出会い系サイトと何が違うの?
マッチングアプリと出会い系アプリとの違いは、3つの点に集約されます。それは利用者の属性・料金システム・利用目的です。
まず利用者の属性として、マッチングアプリは独身者のみが会員になれるとされるのに対し、出会い系アプリは未婚・既婚を問わず登録されています。その結果、出会い系アプリを通じて知り合うと、相手が独身者だと思っていたら既婚者で、結果的に不倫となってしまったなどのトラブルも考えられます。マッチングアプリではそうした心配が要りません。
次に料金システムについて、マッチングアプリは無料もしくは月額制、出会い系アプリはポイント制を採用しているものが多く見られます。月額制は利用回数や頻度にかかわらず一定料金となりますので、思わぬ高額請求となることもありません。
さらに利用目的に関しては、マッチングアプリは恋人や結婚相手を探す目的の利用者が大多数である反面、出会い系アプリでは遊び相手探しや友達作りを目的とする利用者も少なからずいます。恋活・婚活目的で利用するならマッチングアプリのほうが確実です。
(3) 利用料金はどうなっているの?
多くのマッチングアプリでは月額制の料金システムが採用されています。
男性が有料、女性が無料という料金システムが最も多いパターンです。
これは男性のほうがマッチング希望者が多く、女性が利用するハードルを下げるためといわれています。
中には男女とも無料のアプリもありますが、冷やかしや迷惑行為を働くようなユーザーも増えるので、本気で恋人や結婚相手を探したい人には不向きです。
アプリの月額料金の相場は4000円前後ですが、目的やサービスによって6000円前後、1万円前後の料金が設定されているものもあります。出会えるまでの期間は大体3~6ヵ月とされているため、男性は1万~3万円ほどを見ておくといいでしょう。
(4) サクラや業者が紛れているって本当?
まったく紛れていないわけではありません。ただ、上記で紹介したような信頼できる企業が運営しているマッチングアプリであれば、サクラや業者は少なく、そこまで警戒する必要はないといえます。
ポイント制を採用する出会い系アプリと異なり、ほとんどのマッチングアプリは月額料金システムを採っているため、サクラに相手をさせてそのたびにポイントを買わせるといった集金方法は成立しません。会員の水増しを考えるにしても、サクラばかりなどという評判が立てば、かえって損失につながります。つまり、サクラを雇う意味が薄いのです。
また、出会いを目的とする以上、どうしても業者は紛れ込むものですが、運営の監視やユーザー通報機能が正常に働いていれば、ほどなくして排除されます。したがって、少なくとも業者だらけでまともに出会えないといった心配は不要です。
(5) 既婚者やヤリモクの男性が紛れているって本当?
まったく紛れていないわけではありませんが、会員の多くは独身者であり、恋活や婚活を目的としています。
多くのマッチングアプリでは恋人あり・既婚者、あるいは肉体関係目的(ヤリモク)としての利用を規約で禁じており、運営の監視や会員の通報によってそうしたユーザーが確認された場合、強制的に退会処分がなされます。
ただ、結婚相談所や婚活パーティーと違い、マッチングアプリでは基本的に独身証明書の提出が求められていません。
そのため、既婚者を事前に排除する機能については、独身証明書の提出を必須とする結婚相談所と比較してやや弱いといえるでしょう。
参考記事:結婚相談所とマッチングアプリの違い・併用する場合の注意点は?
(6) 結婚相手は見つかる?
結論としては、活用の仕方次第で見つかります。
婚活実態調査2021(リクルートブライダル総研調べ)によれば、2020年にネット系婚活サービスを通じて結婚した人の割合は11.1%となっており、これは結婚相談所の2.7%、婚活パーティー・イベントの2.7%と比べても大きな数値です。新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、非接触型のマッチングサービスが人気を博したとも考えられます。
【参考】https://souken.zexy.net/data/konkatsu/konkatsu2021_release.pdf
マッチングアプリを利用すれば必ず結婚できるとはいえませんが、婚活サービスを通じた成婚の割合も、2020年時点で3年連続過去最高の数値を更新しており、今後ますます高まる可能性があります。すなわち、マッチングアプリを通じて結婚相手を見つけた人の数も増えていくと考えられるのです。
(7) バツイチ子持ちで再婚相手を探せる?
探せます。
離婚歴があり、かつ子供がいる場合には、一般的に再婚へのハードルは上がると思われがちですが、そうとも限りません。バツイチやシングルマザー・ファザーの再婚を積極的に後押しするコンセプトのマッチングアプリもあります。
再婚活をする場合、ある程度年齢層が高めで、かつ婚活に真剣な会員が揃っているアプリを選ぶのがポイントです。また、男女がお互いに再婚活をしている者同士であれば、バツイチであるという事実は、越えるべきハードルではなく共通点となるでしょう。
適切なアプリを活用することが、再婚相手を探す近道となります。離婚歴への理解を示してくれる会員の多いマッチングアプリを選ぶといいでしょう。
(8) 審査があるアプリもあると聞いたけど?
多くのマッチングアプリでは特段の審査はありませんが、中には審査制を採っているアプリもあります。
そのようなアプリでは外見・年齢・身長・年収・職業といった諸々の要素が運営や既存ユーザーによって審査されます。審査対象となる要素はアプリによって異なりますが、ある程度の会員の質が保証されるのが特徴です。
また、審査制を採る婚活系アプリでは独身証明書の提出を要件としているものもあり、婚活パーティーや結婚相談所と同様に、相手が既婚者である心配が要りません。
「ワンランク上の相手との付き合いを目指したい」という方は、審査制のアプリの利用も検討してみるとよいでしょう。
(9) 知り合いにバレる可能性は?
知り合いにマッチングアプリの利用が露見する可能性は、基本的にありません。偶然知り合いとマッチングしてしまった、周囲にアプリの利用を話してしまった、などの事情がない限り、個人情報やプライバシーは守られます。これはマッチングアプリに搭載されている身バレ防止機能によるものです。
身バレ防止機能とは、プロフィールの公開範囲制限、足跡(開いた他人のページに残る履歴)の非表示、SNS相互フォロワーへのアカウント非表示といった仕組みを指します。また、マッチングアプリでは登録したことの通知などが知り合いへ行くこともありません。
マッチングアプリにはプライバシーを守るための機能が用意されています。リアクションを付けた相手にのみプロフィールが公開される非公開機能や、特定の相手から自分のプロフィールを見えなくするブロック機能など、さまざまなシステムを活用することで、知り合いにバレる可能性をほぼなくせるはずです。
(10) 複数のアプリを同時に使用してもいいの?
出会いの可能性を広げるため、複数のアプリを同時に使用することは問題ありません。また、規約で禁じられていない限り、同一アプリ内で複数のユーザーとのやり取りを同時進行させるのもOKです。
一般に、マッチングアプリで恋人や結婚相手が見つかるまでに出会う人数としては、5~6人ほどとされています。現実でも初めて交際した相手と結ばれるとは限らないわけで、相性の良い相手を見つけるには複数人とやり取りしてみるのがベターです。
一人と付き合って合わなければ別の相手と付き合う、ということを繰り返していると、恋人や結婚相手が見つかるまでに多大な時間を要するでしょう。そうなると月額料金も馬鹿になりません。
まとめ
今回はマッチングアプリ初心者の方に向けて、マッチングアプリに関する基礎知識、マッチングアプリの種類と使い方、初心者向けマッチングアプリの選び方、おすすめのアプリ、マッチングアプリを使用する前に知っておきたい注意点などをまとめてご紹介しました。
マッチングアプリは現代の出会いには欠かせないツールとなりつつあります。
ぜひ、マッチングアプリを賢く利用して、素敵な出会いを探してみてください。
特徴 |
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おすすめのタイプ |
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料金システム | 男性:月額3,700円~ 女性:無料 |
ペアーズには趣味や価値観が同じ人を探せるコミュニティがたくさんあるので、趣味や価値観が合う相手と出会いたい方には特におすすめです!
特徴 |
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おすすめのタイプ |
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料金システム | 男性:月額3,600円~ 女性:無料 |
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特徴 |
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