「一年以内に結婚したいけど、どんなスケジュールで婚活すればいい?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
効率の良い出会い方として、現代に定着した婚活。
2020年には、全体の婚姻者のうち16.5%(6人に1人)が婚活によって結婚したというデータが上がっています。
参考URL:リクルートブライダル総研 婚活実態調査2021調べ
しかし、中には、婚活を頑張っているものの、活動がずるずる延びて困っている方もいらっしゃるかもしれません。
この記事では、婚活アドバイザーの私が、「一年以内に結婚したい」という方に向けて、目標達成のためのポイントや注意点、具体的な婚活スケジュールなどをまとめて紹介します。
当サイトのおすすめマッチングアプリ
国内最大級・マッチングアプリの王道【Pairs】 登録者が多い分、出会いのチャンスも多い! |
|
理想の結婚相手に出会える【youbride】 誠実でステキな人と出会って幸せな結婚を! |
|
相性のいい人と出会いたいなら【with】
本格的な相性診断で運命の人との出会いが叶う! |
一年以内に結婚したいなら結婚相談所とアプリの併用がおすすめ
一年以内の結婚を目指したい場合、結婚相談所と婚活アプリを併用することをおすすめします。
併用することで、「結婚相談所だったらもっとうまくいったのに」とか「マッチングアプリを使えば良い人が見つかったかも」などと後悔したり、自分の婚活がうまくいかない原因をサービスのせいと考えてしまったりするのを防ぐためです。
結婚相談所・婚活アプリはそれぞれ異なるメリットがあり、併用することで理想の結婚相手と出会う可能性も高くなります。
参考記事:結婚相談所とマッチングアプリの違い・併用する場合の注意点は?
結婚相談所のメリット
● 真剣度合いの高い人が多い
● プロフィールの信頼度が高い
● カウンセラーのサポートが受けられる
婚活アプリのメリット
● 利用会員が多い
● 出会いが手軽、カジュアル
● 費用が安い
● ユーザーのレベルが結婚相談所より高いことがある(特に男性)
実際に併用することで、どちらが自分に合っているのか、実体験からわかることもあります。
ただし、使用するサービスが増えすぎると収拾がつかなくなるので、相談所・アプリそれぞれ自分に合ったものを1社ずつ、多くても、相談所1つ+アプリ2種類までに厳選しましょう。
また、アプリを選ぶ際は、デート系など真剣度合いの低いアプリはチョイスしないことが重要です。
婚活アプリは手軽に出会えるものの、その分業者や既婚者・ヤリモクなどの潜入も多く、出会いが結果(結婚)に結びつく可能性は結婚相談所ほど高くないことを念頭に置いておきましょう。
そのため、アプリはあくまで結婚相談所の「保険」という立ち位置として利用するといいでしょう。
こちらの記事では、女性が無料で、かつ安全に婚活できるアプリを厳選してご紹介しているので、参考にしていただければと思います。
参考記事:【女性無料の人気婚活アプリ5選】無料でも安全なアプリの見分け方も解説
一年以内の結婚を目指す理想の婚活スケジュール
婚活する際、漠然と目標結婚時期を「一年後」と考えるのと、結婚までの活動目標を細かく考えておくのとでは、結果が大きく異なります。
それは、仕事も婚活も同じで、目標に対し、いつまでにどこまで達成させておくべきか計画を組むことで、具体的な行動が伴うようになるからです。
一年後の結婚を目指すためには、どのようなスケジュールで婚活を進めていくと良いのか、具体的なスケジュール例をご紹介します。
1か月目:婚活計画・理想の結婚像を考える
まず、活動開始前に婚活計画を組み、相手の希望条件をよく整理しておきましょう。
希望条件は「とりあえず活動してから考える」という方もいますが、これだと活動するにつれて、次から次へと希望条件が上積みされて、活動が行き詰ってしまう恐れがあります。
そのため、事前に「絶対に譲れない条件」と「出来ればあってほしい条件」を分けて整理しておくことが重要なポイントとなります。
これをしっかりしておくことにより、効率の良いスタートダッシュを切ることができます。
1~2か月目:スタートダッシュを切る
初月に整理した考えをもとに、さっそく活動開始です。
この時期は集中して婚活できるよう、スケジュールをおさえておくようにしましょう。
結婚相談所も婚活アプリも登録したばかりの頃に「入会バブル」があります。
この期間が一番お見合い成立・マッチングがしやすいため、この時期にどれだけ良い出会いが得られるかが、婚活の成否を決める分かれ目になってきます。
また、入会時には、プロフィール写真や自己紹介の文章が必要となるので、好感度の高い写真と自己紹介文をしっかり準備しておくことも大切なポイントです。
結婚相談所では、プロフィール写真や自己紹介文についてプロの視点でアドバイスを受けることができるので、自信がない方は相談してみるとよいでしょう。
3か月目:条件の見直し・自分の課題抽出
活動が進んでいくと、意外に良かった出会いや、逆に自分自身の課題など、当初気付かなかった新たな発見が出てきます。それを一旦すべて結婚相談所のカウンセラーと共有し、今後の婚活計画や条件を一緒に見直していきましょう。
婚活を効率よく進めるには、この振り返りと課題の抽出が非常に重要です。そのため、もはやこの振り返り以降が婚活の本番といっても良いでしょう。
ここで注意したいのが、お相手に嫌だと感じたポイントを積み上げて、今後の出会いを極端に狭めないことです。
振り返りを行い、「絶対に譲れない条件」を再確認することは良いことですが、それと同時に「案外許容できる条件」も一緒に見つけていくようにするといいでしょう。
4~5か月目:仮交際(友人)期間
理想的なスケジュールとしては、この時期には「良いな」と思えるお相手に、2~5名程度出会えているといいでしょう。
しかし、この時期はまだ結婚に焦ってすぐ1人に絞り、恋人に発展させようとする必要はありません。
目標の「幸せな結婚」に向けて、3~6回程度のデートを重ねて、自分とお相手との相性を見極めていくと良いでしょう。
結婚相談所では、交際前にデートを重ねるお友達期間を「仮交際」と呼び、この期間に複数人並行交際することを推奨しています。
仮交際をすることで、より効率よく、自分の理想とする結婚を目指すことができます。
6~9か月目:真剣交際(恋人)期間
お互いに「この人だ!」と確信したら、お相手を一人に絞り、恋人期間を楽しみましょう!
ここで、結婚相談所と婚活アプリを併用してきた方は、利用しない方は休会しておきましょう。
仮交際期間では、お互い聞きづらかったことや、あまり素を見せられなかったこともあるはずです。
この期間で、ぐっと距離を縮め、お互いの生活感や価値観などをすり合わせていきましょう。
最初は、不一致箇所も見つかるとは思いますが、結婚生活では譲り合いや相手への不干渉が必要な場面は必ず出てきます。
時には喧嘩も経験しながら、お互い歩み寄える関係性を築いていきましょう。
10~11か月目:婚約期間
プロポーズが成功したら、いわゆる「婚約」が成立となります。
ここまで来れば、婚活サービスは全て退会です。
この期間では、ご両親・仲の良いご友人を紹介し合うことをおすすめします。
ここでの繋がりが、きっと結婚後の二人を支える心強いサポーターになってくれることでしょう。
また、ご両親・ご友人を紹介してもらうことで、相手のことをさらに知れたり、結婚への気持ちがより堅くなっていくのに役立ちます。
12か月目:最終結婚準備期間
いよいよ入籍です!
入籍には婚姻届の作成や会社への報告など、事務的な作業が多くありますので、この期間に行いましょう。
結婚式について話し合ったり、新居を決めたりするのもいいですね。
来月からは、ついに待ち望んだ二人の新たな人生のスタートです。
婚活が長期化する婚活の落とし穴とは
婚活者のな中には「一年以内に結婚するぞ!」と婚活を始めたものの、うまくいかず、何年もずるずると続けてしまう、ということが多くあります。
この婚活を長期化させる原因によくある事例を3つご紹介します。
婚活開始前にご一読いただき、心に留めた上で活動を開始してみてくださいね。
スケジュールが埋まることに満足してしまう
婚活を始めると、初期の段階は割と簡単にスケジュールが埋まります。
しかし、大切なのは理想の相手と出会い、関係性を着実に前に進ませていくことであり、単純に会う人数が多ければ良いということではありません。
ただ人数をこなすだけの婚活にならないためには、お見合いやデート前はお相手のプロフィールを熟読し、相手のことを深く知るために時間をかけてしっかり向き合う覚悟で挑むことが大切です。
どんどん目線が上がってしまう
婚活では、手軽に多くの異性に会えてしまうので、回数を重ねるたびに、つい条件で選り好みしてしまうことがあります。
しかし、このようにお相手に求める条件が積み重なる(&条件が増える)ことで、「希望条件」と「自分の需要」のバランスが崩れ、婚活がどんどん苦戦し、長期化してしまいます。
そのため、婚活中は、自分がどれくらいの人からは好かれるのか、という客観的な目線を常に感じながら、バランス感覚を持って活動していくようにしましょう。
自分を棚に上げて相手の査定ばかりしてしまう
婚活では時々、面接官のような態度でお相手に接してしまう方がいらっしゃいます。
つまり、お相手の査定ばかりしてしまうのです。
これは「自分が選ぶ」という意識が強いために起きることです。
お相手を査定するスタンスをとると、よっぽどご自身の条件が良くない限り婚活が難航してしまいます。
なぜなら、婚活は、自分も相手を選びますが、お相手も同様に選びます。
婚活は、同性の画面が見れないため、自分の偏差値(自分が異性からどのように評価されているか)というものを感じる機会がありません。
婚活が一般化した今、同性の会員はレベルが高い人も多く、ライバルは予想以上に強力であると認識しておきましょう。
一年以内に結婚できる人に多いタイプ
婚活が難航するタイプについて、説明しました。
一方で、一年以内に結婚できている人はどういうタイプが多いのでしょうか。
具体的に説明します。
積極的に活動できる人
女性で自ら積極的にお相手にアプローチできる人は、早く成婚する傾向があります。
婚活では、基本的に男性が積極的にアプローチすることが多いため、女性からアプローチを受けると、関係性の進展が早く進みやすいのです。
選ばれる努力ができる人
婚活で「自分がどんな人を選ぶか」ではなく、「自分が異性から選ばれるには」という客観的な視点で考えられる謙虚な人は、理想的なお相手を早く見つけやすいです。
結婚相談所では、不成立の理由がフィードバックしてもらえることもあるので、それを卑屈にならず、素直に次に活かしていけるかが重要です。
「とりあえず」で会おうとできる人
婚活では、会話のテンポやフィーリングなど、実際に本人に会ってみないとわからないことが多くあります。
そのため、プロフィールで少し気になるポイントがあっても、まずは会ってみようと思える人は良い出会いを逃さず成婚に結びつきやすいです。
婚活で結婚したカップルには、「最初はとりあえず、だった」というカップルが多くいます。希望条件どおりでなくても、会ってからのフィーリングの方が結婚には重要なんですね。
まとめ
この記事では、一年以内の結婚を目指すための婚活スケジュールと活動で注意すべき点をご紹介してきました。一年以内のスピード婚を目指すには、厳選した結婚相談所+婚活アプリを併用し、以下の点を踏まえて活動することが重要です。
● 活動初期は、婚活に時間を割き集中的に活動する
● 活動開始から1~2か月経ったら、振り返りと課題の抽出を行う
● 真剣交際(恋人)期間に入るまでは、複数人並行してデートを重ねる
婚活は、凹むことも多いものですが、相性の合うカウンセラーがいる結婚相談所を探すと、落ち込みによる婚活のロスタイムを防げるでしょう。
「一年後には必ず結婚するぞ!」という強い気持ちで、婚活に踏み出してください。
この記事をお読みいただいているあなたが良い出会いに恵まれることを願っています!
すなあ
婚活経験歴3年。過去に結婚相談所での勤務経験もあります。