出会いから結婚までの期間が短く、運命的な出会いを感じさせる「スピード婚」。
なかには、「自分も手早く運命の人見つからないかなぁ」とスピード婚を夢見る方もいるのではないでしょうか?
しかし、ただ待っているだけでは巡って来ないのが社会人後の出会い。
この記事では、婚活アドバイザーの私が、「スピード婚してる人ってどこで出会ってるの?」と疑問をお持ちの方に向けて、スピード婚をしている人の出会いのきっかけやスピード婚に踏み切った決め手をご紹介していきます。
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「スピード婚」と「一般的な結婚」の交際期間の比較
交際期間が短いと「スピード婚」と言いますが、そもそも、スピード婚と一般的な恋愛結婚では、実際どれくらい違うのでしょうか?
実は、スピード婚の交際期間は明確には定義されていません。しかし、一般世論で言うと、交際期間半年以内で結婚するとスピード婚だと感じる人が多いようです。
交際期間の目安は以下のとおりです。
- スピード婚 :0か月~半年
- 一般的な恋愛結婚:4.55年(2015年調査)
参照:国立社会保障・人口問題研究所「第15回 結婚と出産に関する全国調査」
恋愛結婚の場合、平均で4~5年ですので、半年以内は確かにかなり短いですよね。
この恋愛結婚の交際期間は、年々非常に長くなっていっています。1987年には、恋愛結婚の交際期間3.1 年だったのが、平成以降、結婚観の多様化により純増で延びていき、2015年には4.55年に。
結婚しなくても良い時代の突入で、カップル達も結婚に踏み切るきっかけを失ってしまっているのかもしれません。
スピード婚しているカップルの出会いのきっかけとは?
普通の恋愛では平均4.55年もかかるところ、半年程度の短期間で入籍まで至るスピード婚。
そのようなスピード婚しているカップルはどのような場所で出会っているのでしょうか?
スピード婚カップルに多い代表的な出会いのきっかけを紹介します。
①結婚相談所での婚活
手堅いのは、やっぱり結婚相談所でしょう。
結婚相談所での活動期間は、平均で半年〜1年程度。
結婚相談所は、短期間で結婚したい人が集まるため、相手の都合で結婚が延びるということが起きないのが最大のメリットです。
そのため、費用は高いですが、本気で結婚したい人しかいない環境なので、時間をお金で買おうと思える方にはおすすめです。
一方、費用の問題から、複数掛け持ちが難しいため、どこの結婚相談所に入会すべきか、厳選する必要があります。
費用だけの比較だと入会後後悔する可能性があるので、活動会員層・サポートの手厚さ・カウンセラーとの相性・システムの使いやすさもチェックしておきましょう。
関連記事:スピード婚したいなら結婚相談所へ!平均活動期間・成婚の秘訣は?
マッチングアプリでの婚活
結婚相手との出会い方として、右肩上がりで急成長しているのが、マッチングアプリ(ネット系婚活サービス)による出会いです。
業者や既婚者などの潜入はまだ多く、相手の当たりハズレはたしかにあるものの、目的外利用者の潜入が少ない有料アプリを利用し、自分自身でもしっかり自己防衛していければ、よい出会いに巡り合える可能性は十分にあります。
実際、ブライダル総研の2021年の婚活実態調査によると、2021年に結婚したカップルのうち、9人に1人(11.1%)もの人たちがネット系婚活サービスによる結婚だったということが分かっています。
アプリの平均活動期間は、大体3~6か月程度で、そこから約1年ほどで結婚する人が多いようです。
しかし、中には数年間ずっとアプリ婚活をしている方もいます。アプリで1年以上成果が出なかったら、結婚相談所などやり方を変えてみてもいいかもしれません。
関連記事:婚活アプリでスピード婚ってできるの?|活動の秘訣と注意点を紹介
同級生・古い友人との再会
古い友人と恋愛関係に発展した場合、スピード婚になりやすい傾向にあります。
それは、婚活で知り合った相手とは、お互いのことを知る時間が必要である一方、古くからの知人だと、既に十分気心が知れているため、その時間が不要であるためです。
また、お互い歳を重ねてから、元々友人だった相手と恋愛関係に発展させるという時点で、お互いが結婚を意識している部分もあるため、よりスピード婚に繋がりやすいでしょう。
知人の紹介
親しい友人・知人からの紹介による出会いも、信頼感があるためスピード婚に繋がることがあります。
「結婚したい」と知人に話していると、周囲が良い人を紹介してくれることがあります。
自分のことを熟知してくれている友人・知人からの紹介なので、婚活などより打率が高いと感じる人も多く、また、身元が知れているので安心感が強いのが後押しとなるようです。
一方で、会っても次々「NG」にしていくと、友人・知人と気まずくなる恐れもあるため、あまり多用はできません。
スピード婚に踏み切る決め手
スピード婚の出会いのきっかけは、婚活や地縁・紹介などが多いことを紹介しました。
しかし、出会いのきっかけがアプリや知人の紹介だったとしても、結局交際が数年スパンに及ぶことも往々にしてあります。
では、スピード婚している人は、どういうところで「この人と結婚しよう!」と踏み切れているのでしょうか。その決め手として多く挙げられるものを、紹介していきます。
直感・フィーリング
スピード婚したカップルに聞くと、多くが「一緒にいるのが自然だった」「不思議と、あ、この人だと思った」と答えます。
直感とは、根拠がなく不確かなものに感じますが、実は過去の経験の集積から無意識に判断しているものなので、案外頭で考えるより、精度が高かったりするのです。
これは会ってからのフィーリングであり、見た目への一目惚れとはまた違いますので、条件に惑わされず、純粋に相手と向き合えるかが重要です。
価値観の一致
相手が自分と考え方が似ている人だと分かると安心感を覚える、という方も多いでしょう。
特に結婚は、数十年間ずっと苦楽を共にすることになるため、考え方が近いと感じられれば、結婚に対しての障壁が一つ減ることになります。
実際、離婚カップルの多くが、その離婚理由に価値観の不一致を挙げていますので、結婚前にはマストですり合わせておきたい部分でもあるでしょう。
子どもを授かった
いわゆる「授かり婚」ですが、命を授かったことで、結婚するカップルは多くいます。
婚前交渉を許容する人は特に若年層で8割を超えており、今後授かり婚もより定着していくかもしれません。
転勤・遠距離恋愛の解消
仕事の転勤などで遠距離になることが分かると、離れるよりそれを機に結婚を選ぶカップルが多くいます。
または、元々遠距離恋愛から始まったカップルの場合、早く結婚して一緒に住もうと考えるため、スピード婚になりやすいようです。
復縁
一度別れてから復縁するカップルは、「復縁するからには結婚」と考えている方も多いようです。
お互いが以前別れた理由について消化でき、思いやりをもって再度やり直したいと考えられれば、良い復縁・良い結婚に繋がることでしょう。
スピード婚のメリット
スピード婚を目指すかどうか決める前に、まずそのメリット・デメリットをおさえておきましょう。
以下では、スピード婚のメリットを3つ上げました。スピード婚を本気で目指すかどうかの参考にしてみてくださいね。
時間の巻き返しがきく
「仕事に熱中していたら、いつのまにか30歳を過ぎていた」「気付いたら周囲が全員結婚していた」という方も多いはず。
しかし、スピード婚できれば、交際平均期間4.55年の巻き返しを図ることができます。
特に女性で子どもが欲しい方は、妊娠率を考えて焦っている方は多くいます。
出会いから1年未満でゴールインできれば、友達の結婚の報告を聞いて羨ましいなぁと思っていた中、自分も同年中にゴールイン、ということも夢ではありません。
交際にかかる出費を抑えることができる
スピード婚により節約できるのは時間だけではなく、お金もです。
カップルは、デート代や誕生日やクリスマスのイベントに、1年で約30~50万円もかけていると言われています。
それが4~5年となると、金額は100~250万円ほどにもなり、かなりの出費です。
そう考えると、結婚相談所で数十万円払ってサクっと結婚する方が、割安に感じるのではないでしょうか。
結婚後も恋人気分が続きやすい
結婚に「ゴールイン」という言葉をよく使いますが、スピード婚したカップルにとっては、まだまだ全てが始まったばかり。
そのため、スピード婚カップルは、新婚時期に恋人期間をじっくり楽しむ、という夫婦が多くいます。
実際、婚活で結婚したカップルは、長く仲良しでいられる夫婦が多く、婚活結婚の夫婦は、恋愛結婚よりも離婚率も低いという結果まで出ているのです。
スピード婚のデメリット
続いて、スピード婚のデメリットです。
スピード婚をすると、本人のなかでは「逆転ホームラン!」という気持ちがあるかもしれませんが、実はちょっとだけ残念なポイントもあります。
代表的なものを3つ紹介します。
周囲から「本当に大丈夫?」と心配される
スピード婚で悲しいのが、周囲から祝福より前に、「大丈夫?」と心配されてしまうことです。
あまりに決断が早いので、騙されていないのか、後々後悔しないか、と周囲は思ってしまうのです。
そのため、婚活で知り合って結婚するカップルも、周囲の納得度を上げるために、敢えて交際期間を長めに報告したり、「知人の紹介」など、出会いのきっかけを言い換えて紹介することが多いようです。
恋愛期間の思い出が少ない
恋愛期間があると、そこで重ねたデートが結婚後も甘酸っぱい思い出として残り、それらの思い出が、結婚後色々あっても永く夫婦の仲を繋いでくれたりします。
また、結婚式をやるとしても、スピード婚だと紹介ムービーで二人の出会いから結婚に至るまでの思い出を紹介できるものがあまりありません。
上記のような点から、スピード婚ではちょっと物足りないと感じる方はいるかもしれません。
喧嘩を一度も経験せず結婚になることもある
スピード婚は、恋愛の絶頂期のままゴールインすることとなり、カップルとして「底」を経験してないことが多いです。
結婚すれば、夫婦関係に山もあれば谷もあるため、結婚後に大喧嘩や価値観の相違が発生した際、それを夫婦の力で超えていけるのかに不安が残ります。
そのため、スピード婚だとしても、結婚前に「如何に仲が良いか」だけではなく「仲が悪い時に、如何に二人で修復していけるか」もよく見ておきたいですね。
まとめ
この記事では、スピード婚カップルの代表的な出会いのきっかけ、結婚の決め手を紹介してきました。
出会いのきっかけでは、近年定着した「婚活」が代表例であり、結婚相談所ではなく婚活アプリでも交際期間1年未満で結婚するカップルが多数出てきています。
スピード婚を目指すなら、まず婚活アプリを試してみて、半年程度活動した後、うまくいかなそうであれば結婚相談所に乗り換えてみてもいいかもしれません。
婚活で結婚した夫婦は、恋愛結婚より離婚率も低く、結婚後も永く仲良しな夫婦がたくさんいます!
是非あなたも自分に合ったサービスを見つけて、婚活に一歩踏み出してみてくださいね!
すなあ
婚活経験歴3年。過去に結婚相談所での勤務経験もあります。