「ツヴァイとIBJメンバーズって、どんな違いがあるの?」
「ツヴァイとIBJは提携して同じグループになったっていう話を聞いたけど…」
「自分が結婚相談所を使うなら、どっちのサービスが向いてる?」
マッチングアプリに比べると金額も高く、本当に結婚したい人が集まっている結婚相談所選びは、アプリへの課金の何倍も覚悟が必要なことです。
サクラがいない等のメリットは間違いなくありますが、何年も相談所にお金を払い続ける状況だけは避けたいものです。
業界で唯一東証一部上場企業が運営している大手結婚相談所IBJメンバーズと提携し、そのグループになったツヴァイ。
ツヴァイとIBJメンバーズの特徴やおすすめポイントに関して解説します。
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ツヴァイとIBJメンバーズの違いを比較
最近は、マッチングアプリを利用して婚活をする方も増えているようですが、結婚相談所はマッチングアプリと比べて真剣に結婚を考えている男女が集まるので、効率的な婚活が可能です。
ツヴァイ、IBJメンバーズはともに知名度の高い大手結婚相談所として実績があります。
またツヴァイIBJは2020年に提携し、今ではツヴァイに入会して課金さえすれば、IBJのサービスも同時に利用できるようになりました。
双方のサービスの違いを理解し、自分にあうものを選択できるようにしましょう。
料金プランの比較
ツヴァイ、IBJともにプランに応じてそれ相応の料金が発生しますが、最も異なるのは「成婚料が発生するかどうか」という点です。
ツヴァイの場合は会員用の検索サイトを見て、自分でメッセージをやり取りして女性と会い、成婚を目指しますが、IBJの場合はマッチング後のアポ調整や、デート後のやり取りで双方の仲人が感触を確かめる等の手厚いサービスがつく分、成婚料20万円(税抜)が発生するという特徴があります。
そもそも、マッチングアプリよりも高い金額を払っている上に、IBJでは成婚が決まると高額の成婚料が必要となるわけです。
結婚するのにも高いお金がかかりますし、成婚退会のタイミングをよく考えなければなりませんね。
会員数の比較
IBJには合計で9万人以上の会員が登録している一方で、ツヴァイは旧会員を含めて会員数が2万7千人程度と、やはり上場企業であるIBJの規模は相応です。
ただ、筆者が半年以上IBJを利用している中で感じるのは、IBJは大手サイトだけに、数年以上利用しているような「成婚できない長期ユーザー」も一定数存在しているということです。
人数だけにとらわれて良し悪しを判断するのではなく、自分の年齢層や収入、スタンスとあう方がいるのかという観点での判断が必要です。
年齢層・男女比の比較
ツヴァイの年齢層は、IBJの年齢層に比べてやや若く、20代ユーザーも多く登録しているという印象です。
やはり、検索型で自ら婚活を進めるツヴァイに比べると、昔ながらの仲人型の結婚相談所であるIBJには、30代以降の女性が多く登録しているのでしょう。
特に、IBJは筆者のように20代後半~30代前半の年齢で登録すると、申し込みをもらう女性のほとんどが年上になる場合も多いです。
なお、結婚相談所の男女比はアプリに比べると圧倒的に女性会員数が多いのが特徴です。
Tinderのような恋活目当てが中心のアプリは男性が多く、IBJやツヴァイのような真剣婚活のサイトには、女性が多くなるという特徴をよく表しているかもしれません。
サポート体制の比較
ツヴァイのサービスはいわゆる「検索型」で、相談所がサイトとWeb上のQ&Aだけ設け、成婚に向けた都度の細かいサービスまでは準備していないのに対し、IBJの場合は「仲人型」の形式を取っており、専属アドバイザーがつき、個別のマッチングに対してサポートをしてくれます。
すでにマッチングアプリで自分で検索してどんどん女性に会うことに慣れている人には、ツヴァイのサービスでより婚活に真剣な女性に出会えるかもしれませんし、女性経験が少ない人には、IBJの手厚いサービスがありがたいと感じるかもしれませんね。
成婚の定義の比較
結婚相談所は、マッチングアプリとは異なり「この行動をしたら退会し、成婚料を支払う」といった定義が明確に存在しています(※ツヴァイの場合は成婚料はなし)。
宿泊を伴う旅行、婚前交渉、結婚の口約束や婚約等、確実に結婚することが決定しなくても、それに準ずることが発生した場合には、双方のアドバイザーに報告をし、成婚退会という形で相談所を退会しなければなりません。
ツヴァイにも成婚の定義はあるものの、成婚退会時にお金が発生しないだけに管理が緩めなところがありますが、IBJには明確に定義があり、アドバイザーも専任でデート進捗を管理します。
間違えても、ごまかしてトラブルにならないよう、嘘をつかずにお互いのやり取りを報告することが大切です。
ツヴァイのメリットとデメリット
ここまでは双方の違いを解説してきましたが。以下ではツヴァイだけに焦点をあてて、そのメリットとデメリットを解説します。
「会員が真剣なマッチングアプリ」のイメージで使える
前述した通り、ツヴァイは基本的に「検索型」で、結婚相談所が運営し担当者がつくものの、積極的に関与してくることはないと考えましょう。
マッチングアプリと同様に、基本的には様々な検索手法でお相手を見つけ、自分主導で成婚退会を目指さねばなりません。
とはいえ、初回お見合いをツヴァイの事務所で仲人を立てて進めることができたり、そもそも会員が非常に結婚に真剣だったりと、アプリにはない真剣度で婚活をできることは間違いありません。
アプリに疲れ、「いい加減に真剣な女性を見つけたい!」と痛感している男性には、アプリのように使えるのに出会いの質が高い、と感じることができるかもしれませんね。
手厚いサポートが欲しい人には向かない
一方、女性経験が少なく、できれば客観的な意見をもらいながら婚活を進めたい人にとって、ツヴァイのサービスは非常に物足りなさを感じることでしょう。
基本的には検索して女性に会い、アポイントやデートも自分で設計するなど、マッチングアプリでの恋愛の進め方と大差はありません。
もちろん会員層は結婚に真剣ですが、自分ではなかなか「いいね」を押せないような消極的な男性には、向かないサービスです。
むしろ、お金を出してでもIBJ・ノッツェ等の仲人型サービスを考えることをおすすめします。
IBJのメリットとデメリット
では、業界最大手を語る東証一部上場企業IBJのメリット・デメリットを解説します。
仲人の客観的な意見を聞きつつ婚活ができる
IBJの最大のメリットと言えば、やはり仲人が専属でつき、ややこしいアポイント調整からその後のやり取りまで手厚いサポートがついていることでしょう。
アプリならばいつの間にかメッセージが途絶えたり、なかなか会うまでに至らないところも、IBJはマッチングしてしまえばひとまずお見合いまでは調整を進めることができます。
メッセージでの駆け引きが苦手で、女性との経験も少ない男性や、筆者のようにバツ1等敬遠されがちな経歴を持つ人には、おすすめのサービスと言って間違いありません。
アドバイザーとの相性次第で活動のしやすさが変わる
一方、IBJはアドバイザーがつくことがメリットとはいえ、アドバイザーは1対1ではなく、複数の利用者に対して1人つく体制を取り、決してあなただけにつきっきりではないことを覚えておかねばなりません。
休日でなかなか問い合わせに対する返信がないこともありますし、性格が合わない…と思うこともあるでしょう。
筆者も、IBJのある担当者とやり取りをするなかで、何度言っても自分の出身地を間違えて話してくる方がおり、気分よく相談ができなかったという経験があります。
いくらアドバイスを受けられるからといって、自分の結婚に対して依存する心を持ってはいけない、ということが言えるのかもしれませんね。
ツヴァイとIBJどっちがおすすめ?
では、2つのサービスに関して論じてきた結果、結局どちらを利用するべきなのでしょうか。筆者が思うそれぞれの特徴を踏まえ、以下にまとめました。
ツヴァイがおすすめなタイプ
- マッチングアプリである程度女性とやり取りしたが、うまくいかなかった人
- 成婚料を節約したい人
- アドバイスはいらないが、結婚に真剣な女性と会いたい人
ツヴァイにも、様々なプランやサービスが用意されていますが、基本的には検索サイトを提供してもらえるだけ、と考えた方が間違いありません。
自分の足で女性を見つけ、しっかりメッセージをやり取りして成婚に動くことが、ツヴァイでは必要不可欠です。
逆に言えば、受け身体質の人にはツヴァイはおすすめできません。
IBJがおすすめなタイプ
- 婚活において客観的なアドバイスを受けたい人
- とにかく、まずはきちんと女性に会いたい人
- 婚活がうまくいくなら、お金をしっかり出しても良いと考えている人
業界最大手だけあって、IBJの婚活スタイルは伝統的であり、昔ながらのお見合い結婚に近いスタイルを取っています。
それだけに登録者の年齢層も少し高めで、間に入って「女性に会う」ということをしっかり実現してくれます。
成婚料が20万円と、決してお安くないお金が発生しますが、人生の伴侶を見つけるにあたって後悔したくない、お金に余裕のある人にはおすすめです。
ツヴァイ・IBJ・サンマリエがグループ化
前述しましたが、今回取りあげたIBJメンバーズ、ツヴァイのほか、サンマリエを合わせた3つの結婚相談所は2020年に提携してグループ化しました。
今ではツヴァイ、サンマリエのそれぞれの会員サイトに合わせて、IBJの検索サイトも同時利用できる体制が整っています。
微妙に年齢層や料金体系も異なるため、自分の現在の状況や希望にあったサイトを、選択するとよいでしょう。
まとめ
ツヴァイ、IBJはグループ企業として運営されているものの、互いが持っている検索サイトの使い方や会員の属性には大きな違いがあり、一概にどちらが優れているという判断はできません。
婚活をするあなた自身がどのような希望や意識を持っているのかを判断した上で、自分に合う結婚相談所を選ぶことが大切かと思います。
皆様の婚活が、少しでも実りの多いものになることを心より願っています。
ナホ
25歳の時に学生時代からの後輩と結婚も、28歳の時に離婚。
10年近く付き合った相手に「生理的に無理」というパワーワードをぶつけられる悲しい経験を持つ。
以降はIBJ、マリッシュ、ツヴァイ、ユーブライドなど数々の結婚相談所、マッチングアプリを研究し、今や本来の目的も忘れて数々の婚活に没頭中。