浮気・不倫調査 夫の浮気

夫の浮気調査の方法は?探偵に依頼するメリットと注意点も解説

31 view

「最近、夫の帰りが遅い日が増えて、なんだか怪しい」「最近、スマホを操作していることが多いけれど、誰とやりとりしているのだろうか?」など、夫の行動に不審な点があることに気づき、真実を知るために浮気調査をしたいと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この記事では、夫の浮気調査の方法、自分で調査する場合のリスク、夫の浮気調査を探偵に依頼するメリットや注意点などについて解説します。

1.夫の浮気調査の方法と役立つアイテム

まずは、夫の浮気調査を行う方法と、調査の役に立つアイテムを紹介します。

(1)浮気調査の基本は尾行と張り込み

夫の浮気調査は、尾行と張り込みが基本となります。それぞれ以下の方法で進めていきます。

  • 尾行:夫の後を気づかれないように追跡して行動を監視する方法
  • 張り込み:一定の場所に待機して監視する方法

対象者の行動に合わせて、尾行と張り込みを行うことで、夫が浮気をしているかを確認できる可能性があります。例えば、夫が会社帰りに浮気相手と会う可能性が高い場合、夕方仕事を終えて会社から出るところを尾行します。その後、不倫相手と待ち合わせをしてレストランなどに入った場合は、気づかれずに監視できる場所で張り込みをします。レストランを出た後も尾行を続け、ホテルなどに入った場合は、ホテルの付近で張り込みをして、出てくるのを待ち構えます。

ただし、尾行や張り込みを成功させるためには、専門的なノウハウとスキルが必要です。人混みの中では、距離を空けすぎると夫を見失う可能性がありますし、逆に距離を詰めすぎると尾行していることに気づかれてしまうかもしれません。また、対象者は徒歩で移動するとは限らず、電車やタクシーを利用することもあります。夫の尾行や張り込みにチャレンジしても失敗する可能性が高いので、プロの探偵社に依頼することが望ましいでしょう。

(2)浮気調査に役立つアイテム

尾行や張り込みの際、夫の浮気の決定的な証拠を得るには、以下のようなアイテムが役立ちます。

  • カメラ:不倫相手との浮気現場を撮影するのに必要不可欠なアイテム。ただし、鮮明に夫・不倫相手との浮気の模様を撮影しないと、証拠として認められない可能性がある。
  • 盗聴器・ボイスレコーダー:夫と不倫相手の会話の録音をする際に役立つアイテム。夫の運転する自家用車や持ち物に仕掛けられるが、夫に発見されるおそれもある。
  • GPS:夫の位置情報がわかり、行動パターンを知る際に有効。自家用車や持ち物に仕掛けられるが、夫に発見されるおそれがある。
  • 精液検出液:夫の下着に薬剤を垂らし精液の付着を調べるためのアイテム。ただし、下着に精液が付着しているだけでは浮気の決定的な証拠といえないため、他の証拠も収集する必要がある。
  • アプリ:夫の通話履歴・位置情報等を確認できるアプリなど。ただし、夫のスマートフォンに無断でインストールすると違法行為になる可能性がある。
  • 変装グッズ:尾行する際に着用するウィッグ・サングラス・帽子など。ただし、変装が不自然だと目立つ可能性がある。

2.夫の浮気調査を自分で行う場合の2つのリスク

夫の浮気調査を自分で行う場合、以下のようなリスクがあるので注意が必要です。

  • 夫や不倫相手に気づかれるおそれがある
  • 浮気調査が法律違反になる可能性がある

それぞれのリスクについて説明します。

(1)夫や不倫相手に気づかれるおそれがある

尾行や張り込みの経験がない人が尾行や張り込みによる調査を行うと、夫や不倫相手に発見されてしまう可能性があるので注意が必要です。
夫は自分の顔や体型などをよく知っているので、気づかれないように変装したつもりでも気づかれる可能性があります。尾行していることに気づかれた場合、夫と口論になり、暴力を振るわれる事態に発展するかもしれません。夫婦関係が急激に悪化し、修復が困難になる可能性もあるので注意が必要です。

(2)浮気調査が法律違反になる可能性もある

浮気調査を進めるうちに、知らずに法律違反となる行為をしてしまうリスクもあります。例えば、以下のようなアイテムの利用によって法律違反となる可能性があるので注意しましょう。

  • 夫のスマートフォンに無断で浮気調査に役立つアプリをインストールした場合:不正指令電磁的記録供用罪(3年以下の懲役または50万円以下の罰金)、不正アクセス禁止法違反(3年以下の懲役または100万円以下の罰金)に処される可能性あり
  • 夫の自家用車や持ち物に無断でGPSを設置した場合:ストーカー規制法違反(6月以下の懲役または50万円以下の罰金)に処される可能性あり

夫に無断でアプリやGPSを利用した浮気調査を行うと、夫からプライバシーを侵害する違法行為だとして訴えられる可能性もあるので注意してください。

3.浮気調査を探偵に依頼する2つのメリット

浮気調査を得意とする探偵社に依頼すれば、自分で浮気調査を行った場合のようなリスクを回避できるだけではなく、以下のようなメリットがあります。

  • 確実な証拠を得られる可能性が高い
  • 浮気調査後にアドバイスを受けられる

それぞれのメリットについて説明します。

(1)確実な証拠を得られる可能性が高い

浮気調査の実績を豊富に持つ探偵は、豊富な経験により培われてきた尾行や張り込みのスキルと、浮気の現場を鮮明に撮影する技術力を兼ね備えているので、浮気の確実な証拠を取得できる可能性が高いです。

探偵は基本的に複数人でチームを組み、調査対象者に気づかれないよう細心の注意を払いながら尾行と張り込みをするので、夫に気づかれる可能性は低いです。

また、探偵が使用する撮影機材はプロ仕様で、暗視撮影用の機材(高感度のカメラ、赤外線投光器、赤外線カメラ等)を多数用意し証拠の撮影を行います。暗視撮影用の機材を使えば、暗い場所であっても、夫の浮気相手の顔立ちや表情がはっきりわかる写真を撮影することが可能です。

調査完了後には、調査対象者の一連の行動を記録した「調査報告書」を受け取ることができます。調査報告書は、夫の不倫相手に対する慰謝料請求を行う際に、裁判所から有力な証拠として認められる場合が多いです。

(2)浮気調査後にアドバイスを受けられる

浮気調査の実績を豊富に持つ探偵社では、夫の浮気が発覚した後、どのように行動するべきか、客観的な視点からアドバイスを受けることが可能です。

浮気調査の結果、夫が浮気していることが明らかになった場合、夫に裏切られたショックが大きくて、冷静な判断が難しい場合もあります。依頼者を精神的にサポートする専任のカウンセラーが在籍している探偵社も多く、依頼者はカウンセラーからアドバイスを受けながら、今後のことを落ち着いて考えることもできます。また、不倫相手に対する慰謝料請求を希望する場合や、配偶者との離婚調停を考えている場合は、弁護士を紹介してもらうことも可能です。

4.探偵を選ぶ際の3つのポイント

浮気調査を依頼する探偵を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 探偵業の届出を確認
  • 公式サイトの内容を確認
  • 実際に相談して信頼できるか判断

それぞれのポイントについて説明します。

(1)探偵業の届出を確認

まずは、探偵業の届出を済ませた探偵社かどうかについて確認しましょう。

探偵業は基本的に誰でもなれる職業であり、難解な国家資格試験に合格しなければならないという条件はありません。しかし、探偵業の届出義務があり、営業開始日の前日までに所轄警察署長を経由し、営業所の所在地を管轄する都道府県公安委員会へ届出を行う必要があります。

未届出の探偵社に依頼をすると、以下のようなトラブルが発生する可能性もあります。

  • 個人情報を漏洩される
  • 違法な方法による調査を行う
  • 法外な報酬額を請求される

深刻なトラブルを未然に防ぐためには、探偵業の届出を行っている探偵社に依頼することが重要です。届出済か否かは、探偵社のオフィス内や公式サイトに掲示されている「標識」で確認できます。標識には届出書の受理番号・営業所の名称・所在地・届出年月日等が表記されています。

(2)公式サイトの内容を確認

探偵社の公式サイトで、以下の内容が明示されているか確認しましょう。

  • 届出書の受理番号
  • 具体的な成功事例
  • 浮気調査の費用

公式サイトに、浮気調査の具体的な成功事例が詳しく記載されていれば、浮気調査に長年携わってきた実績豊富な探偵社であることがわかるでしょう。

また、浮気調査の費用がわかりやすく記載されていれば、どの程度の予算で依頼できるか判断する目安になります。ただし、「業界最安値」などと格安料金を謳っている探偵社は、後から高額な料金を追加請求されてトラブルに発展するケースもあるので注意してください。

(3)実際に探偵社で相談して依頼を判断しよう

公式サイトを確認して、信頼できそうだと判断したら、実際に相談して、担当者の対応を確認しましょう。多くの探偵社では、電話・メール・LINE等で相談の予約ができます。相談の際は、担当者の対応について以下の点をチェックしましょう。

  • 話を丁寧に聞いてくれるか
  • 質問に対してわかりやすく回答しているか
  • 浮気調査の流れを詳しく説明しているか
  • 見積りの内訳を明確に説明しているか

実際に、自分が抱えている悩みを相談して、調査内容の提案をしてもらい、信頼できるかどうかをしっかり見極めましょう。浮気調査の方法や見積の内訳など、重要な内容について明確な説明を受けられない場合は、相談を打ち切って別の探偵社を探してください。

まとめ

この記事では、夫の浮気調査の方法、自分で調査する場合のリスク、夫の浮気調査を探偵に依頼するメリットや注意点などについて解説しました。

夫の浮気調査を検討している方にとって、浮気調査のプロである探偵は非常に頼りになる存在といえます。しかし、浮気調査を依頼する探偵社は慎重に選ばなければなりません。費用の安さだけではなく調査内容などについて詳しく説明を受けたうえで、調査を依頼するかどうか判断してください。

クロルでは、相談者さまのご不安な気持ちを受け止めながら、ご希望や状況に適した提案をさせていただいております。

「夫が浮気しているかどうか確信が持てない」「浮気調査をするべきか迷っている」というご相談にも対応しておりますので、一人でご不安な気持ちを抱えずにお気軽にご相談ください。

調査をするか決めるのは
無料相談をしてからでOK
  • この記事を書いた人

大原 昇

総合探偵社クロル 代表取締役社長
2006年に大手探偵事務所に入社。その後、2021年に総合探偵社クロルを設立。 18年間の探偵業界での経験から、「証拠を撮るだけで良い」という考え方ではなく、お客様目線で問題を捉え、前向きに1歩を踏み出せるようサポートしてこそ、本当の意味での問題解決であり当社の存在意義であると考え日々邁進中。

-浮気・不倫調査, 夫の浮気