浮気調査

浮気調査(不倫調査)とは・意味や目的を解説

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浮気調査(不倫調査)とは・意味や目的を解説

「最近、夫の態度がおかしい」「急に残業や休日出勤が増えたけれど、本当に仕事なのだろうか?」など、夫の浮気を疑い、不安な気持ちを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。「本当のことを知りたい」と思い、探偵に浮気調査を依頼することを考え始めた方もいらっしゃるかもしれません。

探偵に浮気調査を依頼すれば、真実が明らかになるケースは多いです。配偶者との今後の関係性を考えるために有効な材料を得られる可能性も高いでしょう。しかし、「具体的にどんな調査をしてもらえるのだろうか」「お金を払って依頼する価値はあるのだろうか」などと迷う方も多いかもしれません。

この記事では、そのような方に向けて、浮気調査(不倫調査)の意味や目的、具体的な調査方法などについて解説します。

1.浮気調査(不倫調査)とは

浮気調査とは、具体的にどのような調査で、調査を行うとどのようなことがわかるのでしょうか。まずは、浮気調査の概要と、浮気調査でわかる情報について説明します。

(1)浮気調査の概要

浮気調査(不倫調査)とは、一般的に、一方の配偶者や婚約者などが浮気をしている可能性がある場合に、その事実を確認して客観的な証拠を掴むために行う探偵社による調査のことをいいます。

探偵社は、依頼者から提供された情報を元に、尾行や張り込みなどを行い、対象者の行動や、浮気相手の素性や素行を明らかにします。調査完了後は、対象者がいつどこで誰と会って、どのような行動をしたのかを時系列にまとめた調査報告書を受け取ることができます。

(2)浮気調査でわかる情報

探偵に浮気調査を依頼すると、主に以下のようなことがわかります。

  • 配偶者が浮気をしているか
  • 配偶者が外でどのような行動をしているか
  • 浮気や不倫をしている場合は、浮気相手の情報(勤務先、住所、容姿など)

配偶者が浮気や不倫をしているのかが明確になり、浮気や不倫をしている場合は相手の情報を得ることも可能です。探偵社は高性能のカメラを使用して写真や動画を撮影するので、浮気相手の顔が映った写真を得ることもできます。

2.浮気調査(不倫調査)の目的

浮気調査の目的は人それぞれ違いますが、主に以下のような目的で浮気調査をするケースが多いです。

(1)配偶者が浮気しているか確かめるため

配偶者が浮気しているかどうか確信が持てない場合は、浮気の有無を確かめることが主な目的となるでしょう。
探偵に浮気調査を依頼すれば、浮気しているかどうかを確かめることができます。浮気している場合は、浮気相手がどのような人物なのか知ることも可能です。

(2)慰謝料を請求するため

配偶者が浮気していることがほぼ確実な場合は、配偶者や浮気相手に不倫の慰謝料を請求することを目的として浮気調査を行う場合が多いです。

探偵に浮気調査を依頼すれば、調査の結果をまとめた調査報告書を受け取れるため、調査報告書を客観的な証拠として利用できます。調査報告書には配偶者と浮気相手の行動が写真付きで記録されているので、動かぬ証拠となります。請求された側も応じざるを得ないでしょう。

(3)配偶者の浮気をやめさせるため

浮気が発覚しても離婚するのではなく結婚生活を続けたいと望む場合は、配偶者の浮気をやめさせるために調査報告書を役立てることが可能です。

調査報告書を見せれば、配偶者が浮気の事実を認めないわけにはいかないので、浮気を認めさせたうえで話し合うことができます。冷静に話し合いをして、配偶者が本気で反省すれば浮気をやめてもらえる可能性があるでしょう。また、浮気相手と会わないことなどの内容を記載した誓約書を作成してサインをしてもらうことも可能です。

また、浮気相手に調査報告書を見せて、こちらが浮気の事実を把握していることを示せば、自分がしたことの重大さを認識してもらい、会うのをやめてもらえる可能性もあります。

(4)配偶者からの離婚の申し出を拒否するため

配偶者から「離婚してほしい」などと言われている場合など、配偶者からの離婚の申し出を拒否するために浮気調査をするというケースもあります。

浮気をした側からの離婚請求は、法律では認められていません。そのため配偶者の浮気の証拠を握っていれば、離婚請求を拒否することが可能です。浮気をしている配偶者が、離婚をして浮気相手と結婚することを望んでいたとしても阻止できます。

(5)離婚協議を有利に進めるため

配偶者の浮気を理由として離婚を考えている場合は、客観的な浮気の証拠を握ることで、話し合いを有利に進められます。

財産分与の取り分が多くなったり、財産分与とは別に慰謝料を請求できたりするなど、金銭面において好条件で離婚が成立する可能性が高いでしょう。

また、相手が離婚を拒否したとしても、有利に進められます。配偶者の浮気や不倫は、法律で認められた離婚理由であり、離婚を求めて裁判を起こすことも認められているからです。

3.浮気調査(不倫調査)の方法

探偵に浮気調査を依頼すると、具体的にどのような方法で調査をしてもらえるのでしょうか。探偵が行う浮気調査の方法を紹介します。

(1)尾行

尾行は、対象となる人の後をついて、気づかれないようにその行動を調査することです。
徒歩だけでなく、電車やバスなどの公共交通機関、車での移動でも後をつけ、その様子を観察し、撮影します。ターゲットを見失うリスクを下げるために、通常は複数名で連携して行うことが多いです。

(2)張り込み

張り込みは、特定の場所から対象者を観察する調査です。
浮気調査の場合は、ラブホテルや相手の自宅に出入りする様子、滞在時間などを確認します。長時間に及ぶ調査となり、根気が必要な上、専門的なノウハウやスキル、経験が求められます。

(3)潜入調査

潜入調査は、対象者が入った飲食店や施設などに入り、対象者の行動や会話などを観察する調査です。
浮気調査では、対象者と浮気相手が入った飲食店や施設などに一緒に入り、対象者と浮気相手との会話の内容を録音したり、ともに行動する様子を撮影したりします。

場合によっては、対象者がよく行く店のアルバイト店員になったり、対象者の働く店に客として訪れたりして情報を収集することもあります。

(4)浮気相手の身元の割り出し

尾行や張り込みにより、対象者が浮気をしていることが明らかになった場合、対象者と浮気相手が別れた後、浮気相手を尾行して浮気相手の情報を収集します。
浮気相手に対して慰謝料を請求したい場合は、請求先の情報が必要になるので、相手の氏名や住所、携帯番号などの個人情報を突き止めます。

また、必要に応じて、勤務先、家族構成、婚姻歴の有無などを調べることもあります。

4.浮気調査に関するよくある質問

探偵事務所の浮気調査に関するよくある質問とその回答を紹介します。

(1)浮気調査にかかる費用はどの程度ですか?

浮気調査にかかる費用は依頼する期間やその事務所のプランによりますが、一般的には20万〜100万円程度であることが多いです。状況や調査の内容、探偵社の料金体系などによって実際にかかる費用は大きく異なるので、費用を知りたい場合は、探偵社に状況を伝えて見積りを依頼するとよいでしょう。

(2)浮気調査にはどれくらいの日数がかかりますか?

浮気しているかどうかの確認だけを目的としている場合、最短1日で終了するケースもありますが、離婚や慰謝料請求のために行う場合は1週間では終わらないこともあります。証拠としての有効性を高めるために、複数回の浮気を証明したい場合、調査にかかる時間も必然的に長くなります。

(3)浮気調査をしても証拠をつかめない可能性はありますか?

探偵が調査をしても、浮気の証拠を全くつかめなかったというケースはあります。本当に浮気をしていなかった場合は問題ありませんが、「本当は浮気しているはずなのに納得できない」などという場合は損をした気分になってしまうかもしれません。浮気調査の経験が豊富な探偵社なら、証拠がつかめる可能性について事前にある程度判断ができるはずなので、相談してみるとよいでしょう。

(4)自分でできる調査はありますか?

自分でできる浮気調査としては以下のことが挙げられます。

  • ドライブレコーダーで車内の様子を記録する
  • 自宅にボイスレコーダーを仕掛けて電話の様子などを録音する

これらの調査で入手したデータは、証拠としても使えます。ただし、離婚や慰謝料の請求をするのであれば、肉体関係があったことを明らかにする必要があるため、これらの証拠だけでは不十分とされるケースも多いでしょう。探偵社に依頼すれば、肉体関係があったことを証明できる写真(ホテルや不倫相手の自宅に二人で出入りする場面など)を撮影してもらえる可能性が高いので、客観的な証拠を入手したい場合は探偵社に依頼した方がよいでしょう。

(5)浮気調査を依頼したことを周囲に知られることはありませんか?

探偵社が依頼者から聞いた内容を周囲に漏らすようなことはありません。調査は高い技術や知識を備えた調査員が、対象者やその周囲に気づかれることがないよう細心の注意を払いながら行うため、気づかれる可能性は極めて低いでしょう。

(6)離婚したくない場合でも浮気調査をするべきですか?

浮気調査をして客観的な浮気の証拠を得ることができれば、離婚をする・しないに関わらず、有利な立場に立つことができます。離婚したくない場合は、浮気相手との関係を断ってもらうために、誓約書を作成して配偶者にサインをしてもらうとよいでしょう。また、浮気相手と示談交渉をして、今後一切の連絡を禁じる接触禁止条項や、違反した場合の違約金条項を盛り込んだ示談書を作成することも可能です。

(7)実際に浮気調査を依頼する人はどのくらいいますか?

日本の探偵業界では浮気調査の依頼数が最も多いといわれています。

以前は、旦那の浮気を疑う女性からの依頼が圧倒的に多い時期もありましたが、最近は女性の社会進出やLINEなどのコミュニケーションツールの普及により、妻の浮気を疑う男性からの依頼も増加傾向にあります。

まとめ

この記事では、浮気調査の具体的な内容について知りたいという方に向けて、浮気調査(不倫調査)の意味や目的、調査方法などについて解説しました。

配偶者が浮気しているのかどうかわからない場合は、配偶者の浮気を疑いながら毎日を過ごすのはとても苦しいものでしょう。「確かめるのが怖い」という気持ちをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、うつうつとした日々を終わらせて、前向きに今後のことを考えるためにも、浮気調査によって事実を明らかにすることをおすすめします。

クロルでは、相談者さまのご不安な気持ちを受け止めながら、相談者さまのご希望や状況に適した提案をさせていただいております。

「パートナーが浮気しているかどうか確信が持てない」「浮気調査をするべきか迷っている」というご相談にも対応しておりますので、一人でご不安な気持ちを抱えずにお気軽にご相談ください。

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  • この記事を書いた人

大原 昇

総合探偵社クロル 代表取締役社長
2006年に大手探偵事務所に入社。その後、2021年に総合探偵社クロルを設立。 18年間の探偵業界での経験から、「証拠を撮るだけで良い」という考え方ではなく、お客様目線で問題を捉え、前向きに1歩を踏み出せるようサポートしてこそ、本当の意味での問題解決であり当社の存在意義であると考え日々邁進中。

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