浮気調査

探偵社に依頼する浮気調査(不倫調査)の流れを解説

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「最近、帰宅時間が遅くなった」「常にスマートフォンを手放さない」「急におしゃれになった」などの行動からパートナーの浮気を疑うときは、プロの探偵に浮気調査(不倫調査)を依頼するのもひとつの方法です。自分で証拠を掴みたくなるかもしれませんが、警戒されたり精神的負担が大きかったりとリスクが大きいため、おすすめできません。

この記事では、探偵に浮気調査を依頼した場合の基本的な流れや、具体的な調査内容について解説します。

1.探偵に浮気調査(不倫調査)を依頼した場合の基本的な流れ

探偵に浮気調査を依頼した場合の基本的な流れは以下のとおりです。

  1. 相談・カウンセリング
  2. 見積りの依頼
  3. 契約締結
  4. 浮気調査開始
  5. 調査終了
  6. アフターフォロー

それぞれの工程について詳しく説明します。

(1)相談・カウンセリング

浮気調査は、探偵事務所にメールや電話、LINEなどで相談することから始まります。

ほとんどの探偵事務所は無料相談を受け付けており、電話、メール、対面などで相談することが可能です。最近はLINEで無料相談に対応している探偵事務所も増えています。

パートナーの裏切りを疑っていることを他人に打ち明けるのは気が引けるかもしれませんが、探偵事務所の相談員やカウンセラーは親身になって相談者の気持ちに寄り添い、話を聞いてくれるはずです。

相談した際は、「なぜパートナーが浮気をしていると思うのか」「パートナーの浮気が発覚したらどうしたいか」などを聞かれることが多いでしょう。

また、浮気調査の目的についても質問されます。調査の目的によって調査内容が変わってくるため「浮気(不貞行為)の事実を確認したい」だけなのか、「慰謝料請求のために証拠を集めたい」のか、目的を明確にしておくとよいでしょう。

あらかじめパートナーの浮気に関する情報を書き出しておくと、質問にもスムーズに答えられます。

(2)見積りの依頼

相談をした際に、信頼できる探偵社だと判断できて、正式な依頼をするか検討したいと思った場合は見積りを依頼しましょう。

見積書には調査項目や費用が記載されているので、内容をしっかり確認し、不明な点がある場合は遠慮なく質問してください。また、追加料金が発生する可能性についても確認しておくと安心です。

見積書の内容に納得できたら、調査報告書のサンプルを見せてもらうとよいでしょう。調査報告書は調査内容を時系列にまとめたもので、離婚や慰謝料を請求する際に重要な証拠となります。

(3)契約締結

見積りの内容や調査報告書のサンプルに問題がなく、正式に依頼することを決めた場合は、契約の締結に進みます。

契約を締結する際には、探偵業の業務の適正化に関する法律(探偵業法)で義務づけられている「調査契約書」「重要事項説明書」「確認同意書」の3点の書類が揃っていることを確認しましょう。

調査依頼を受けるとき、探偵業者はこれらの書類を必ず交付しなければなりません。探偵業者がこれらの書類を提供しない場合、探偵業法違反となり、信頼性に欠けると考えられます。

契約書に記載されている調査費用や追加料金、途中解約に関する事項なども十分確認することが大切です。不明な点がある場合は必ず質問して、理解しておきましょう。

(4)浮気調査開始

見積もりと契約が完了すると、浮気調査が始まります。探偵は複数人(通常は2人~3人)で尾行や張り込み、聞き込みなどの調査をおこない、写真や動画を撮影して調査対象者の動向や様子を確認します。調査期間中にLINEやメールなどで途中経過を報告する探偵事務所もあります。

探偵事務所によっては調査前に打ち合わせが入ることもあるため、依頼者は柔軟に対応できるように準備しておきましょう。その後、問題がなければ計画通りに調査が進められます。

(5)調査終了

浮気調査が完了すると、数日ほどで調査報告書が作成され、手元に届きます。

探偵事務所によって形式は異なりますが、調査対象者の動向を時系列にまとめたものが一般的です。調査報告書には浮気の有無や浮気相手の情報なども詳細に記載されていますので、必ず内容を確認しましょう。最後に調査料金を支払って終了となります。

(6)アフターフォロー

浮気調査を得意としている探偵社の多くは、浮気調査後のアフターケアを行っています。

調査の結果、パートナーの浮気が発覚した場合は、今後どのような行動をとるべきか客観的な視点からアドバイスを受けることができます。パートナーの浮気を知って精神的なダメージを受ける依頼者も多いため、専任のカウンセラーによるカウンセリングを受けられることもあります。また、離婚や慰謝料の請求など法的な措置をとりたい場合は弁護士を紹介してもらうことも可能です。

2.探偵がおこなう浮気調査の内容

探偵がおこなう浮気調査の具体的な内容について紹介します。

(1)面取り

面取りとは、調査対象となる人物の顔や特徴を特定することを意味する探偵用語です。調査はこの面取りから始まります。

探偵の浮気調査で尾行や張り込みを成功させるためには、調査対象者を迅速に見つけなければなりません。調査対象者を誤認してはならないため、調査対象者の特徴をしっかり把握することが重要です。具体的には、調査対象者の特徴がわかる複数枚の写真をもとに特徴を把握します。調査の精度を高めるために、調査対象者の髪型・服装・化粧・しぐさ・日常の行動パターンなどの情報も参考にします。

面取りが成功すると、その後の張り込みや尾行もスムーズに進み、調査の効率と正確性が向上します。

(2)尾行・張り込み調査

面取りが完了したら、対象者を尾行したり撮影したりして不倫の証拠を集めます。通勤ルートやよく訪れる店など、対象者の行動パターンに関する情報があれば、尾行や張り込みは比較的スムーズに進みます。

探偵社の調査員が尾行をする際は、本人に気づかれないよう細心の注意を払いながら監視し、いつ、どこで、誰と会っているのかを把握します。適切な距離を保ちながら後を追い、撮影しながら詳細な記録を取ります。

調査対象者がキャバクラやガールズバーなどの店舗に頻繁に出入りしている場合は、その場所で張り込み調査を行うこともあります。また、必要に応じて調査対象者が頻繁に訪れている場所で聞き込み調査をおこなうケースもあります。ただし、聞き込み調査は対象者の人間関係に踏み込む可能性があり、調査対象者に情報が漏れる危険も伴います。そのため、聞き込み調査を行うかどうかは慎重な判断が求められます。

(3)中間報告

探偵事務所では調査対象の現状を依頼者と共有するために、調査の途中で中間報告をおこなうことがあります。中間報告は、電話などで簡潔に行われることが多いですが、LINEやメールによる報告に対応している探偵事務所もあります。

ただし、中間報告に対応していない探偵社もあります。「調査の経過が気になるので、調査中の状況をリアルタイムで報告してほしい」などという希望をお持ちの場合は、中間報告が可能かどうかを事前に確認しましょう。

(4)調査完了・確認

契約した期間が終了すると、調査は完了となります。浮気の証拠が収集された時点で調査を終了するケースもあります。

調査完了後、依頼者には調査報告書が提供されます。離婚調停や裁判になった場合、調査報告書は非常に重要な証拠となります。写真の日付や、調査対象者の行動が詳細に記録されているかをチェックしましょう。

3.浮気調査をスムーズに行うために必要な情報

浮気調査では、調査対象者の特徴を把握し、調査対象者の行動パターンなどの情報をもとに調査の方法や日程を決定し、本格的な浮気調査を開始します。事前に収集する情報が豊富なほど、これらの手順をスムーズに進められ、成功する可能性も高まります。

浮気調査をスムーズに行うために必要な情報について具体的に説明します。

(1)調査対象者の特徴に関する情報

前述したとおり、探偵の浮気調査は面取りから始まります。面取りをスムーズに進めるためには、以下のような情報があるとよいでしょう。

  • 調査対象者の顔や髪型などがわかる写真
  • 調査対象者の全身が映っている写真
  • 調査対象者が歩く姿などが映っている動画
  • 調査対象者の身長、身体的な特徴、歩き方やしぐさの癖などをまとめて記載したメモ

髪型や体型などは変化することもあるので、写真や動画はなるべく最近のものを用意することが望ましいでしょう。

(2)調査対象者の行動パターンに関する情報

不倫相手と会う可能性が高い日を予測できるような情報があると、調査がスムーズに進むことが多いです。例えば、いつも帰りが遅い曜日などの情報があれば、調査の日程を決めやすくなります。

調査を開始した日に、不倫相手と接触して、食事の後ホテルに出入りした場合は、1日だけの調査で不倫の証拠を得られるので、調査費用を安く抑えることにもつながります。

逆に、事前の情報が少ない場合は、調査に手間と時間がかかるため、調査費用が高くなる可能性があります。

まとめ

この記事では、探偵に浮気調査を依頼した場合の基本的な流れや、具体的な調査内容について解説しました。

パートナーに浮気の可能性があるときは、感情に任せてパートナーを問い詰めたりしないで、できる限り冷静に行動することが重要です。自分で浮気調査を試みる方もいらっしゃいますが、尾行に気づかれて警戒されてしまったり、浮気の証拠をつかもうとして法律に触れる行為を無意識にしてしまったりする可能性があるので注意しましょう。安全かつ確実に浮気の証拠を掴みたいなら、浮気調査の実績を豊富に持つ探偵社に相談することをおすすめします。

クロルでは、相談者さまのご不安な気持ちを受け止めながら、ご希望や状況に適した提案をさせていただいております。

「パートナーが浮気しているかどうか確信が持てない」「浮気調査をするべきか迷っている」というご相談にも対応しておりますので、一人でご不安な気持ちを抱えずにお気軽にご相談ください。

調査をするか決めるのは
無料相談をしてからでOK
  • この記事を書いた人

大原 昇

総合探偵社クロル 代表取締役社長
2006年に大手探偵事務所に入社。その後、2021年に総合探偵社クロルを設立。 18年間の探偵業界での経験から、「証拠を撮るだけで良い」という考え方ではなく、お客様目線で問題を捉え、前向きに1歩を踏み出せるようサポートしてこそ、本当の意味での問題解決であり当社の存在意義であると考え日々邁進中。

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