最近、夫の行動や雰囲気が以前と異なる気がして「隠し事をしているのでは?」「私に言えないことがあるのかな?」などと不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、隠し事をしている時の夫の行動の特徴、よくある夫の隠し事、夫が妻に隠し事をする理由、夫の隠し事が発覚した場合の対処法、夫に隠し事をさせないために心がけたいことなどについて解説します。
1.隠し事をしている時の夫の行動の特徴
夫が隠し事をしている時は、以下のような行動をすることが多いでしょう。
(1)スマホを離さない
隠し事をしていると、家の中でもスマホを肌身離さず持ち歩くようになることが多いです。トイレやお風呂にも携帯し、常にチェックしたり、何らかの操作をしたりしているでしょう。また、電話がかかってくると、慌てて部屋の外に出て行ったり、不自然なくらいよそよそしい口調で話したりするなど怪しい素振りをするかもしれません。
また、以下のような行動が増えることもあります。
- 普段なら家にいる時間帯に外出する
- いつもと違う部屋で過ごす
- スケジュールが流動的になる
- 外出中にLINEなどで連絡しても返信が遅い
(2)視線の特徴
会話中の視線にも注目してみましょう。隠し事をしていると、以下のような傾向がみられることがあります。
- 目を合わさない
- 目が合ってもすぐにそらす
- 右上を見て話す
男性は隠し事をしていると、視線を合わせないことが多いといわれています。
また、話すときに視線が右上を向いているのは、未体験のことについて想像をしている可能性があります。作り話でごまかそうとしているのかもしれません。
(3)話しているときの様子の特徴
隠し事をしていると、会話中に以下のような様子がみられる可能性があります。
- 早口になる
- 冗舌になる
- 呼吸が速い
- 腕を組んでいる
- 手をポケットに入れる
- 話題をすぐに変えようとする
隠し事に触れるような話であれば、早く終わらせようという思考が働きます。その結果、早口になったり、すぐに話題を変えたりするでしょう。ストレスから呼吸が妙に速くなる場合もあります。また、嘘をついているときは、冗舌になる傾向があるといわれています。
腕を組んだり、手をポケットに入れたりするのは、自分を守ろうとする無意識のサインです。「バレたら大変だ」という心理が働いているときにする仕草といえるでしょう。
2.代表的な夫の隠し事
旦那が隠し事をしている様子が気になるけれど、いったい何を隠しているのだろうと疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。代表的な夫の隠し事を紹介します。
(1)タバコやお酒などをたしなんでいる
禁煙や禁酒を妻に誓ったのに、我慢できなくなり、隠れてこっそりタバコを吸ったり、お酒を飲んだりしているのは、よくあることです。どちらも適度であれば問題ありませんが、量を過ごすと健康上良くありませんし、お金もかかるので注意が必要です。
(2)妻に言えないことに多額のお金を使っている
妻が理解を示さないことに大金をつぎこんでいる場合もあります。趣味のものをコレクションしていたり、ゲームに課金していたりするかもしれません。程度によりますが、大したことではなく「隠す意味がわからない」と思われるケースもあるでしょう。
しかし、お金の使い道が、元妻への慰謝料や子どもの養育費などである場合、早急に話し合いが必要です。
(3)浪費や賭け事をしている
浪費癖があれば、妻には黙って大金を使っている可能性があります。お小遣いの範囲であれば問題ありませんが、家族に迷惑をかけるほどの大金であれば大きな問題だといえます。
また、競馬などのギャンブルに大金をつぎこんで借金をしている可能性もあります。この場合は、返済が難しくなる前に対処した方がよいでしょう。
(4)浮気をしている
妻として最も気になるのは異性関係でしょう。浮気や不倫をしているケースもありますし、過去に付き合っていた女性に関して何らかの隠し事をしている場合もあります。
「うちの旦那は家と職場の往復しかしていないから、女性との出会いなんてあるはずがない」と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、最近はマッチングアプリの普及によって、家と職場の往復だけでも、アプリを介して簡単に出会えてしまう時代です。夫が疑わしい行動をしているなら、確かめた方がよいでしょう。
3.夫が妻に隠し事をする理由
夫の隠し事には、妻からすると隠す理由がわからないような小さなことから、夫婦関係に影響を及ぼすような深刻な問題まで、さまざまなものがあります。なぜ夫は隠し事をするのでしょうか。夫が隠し事をする主な理由について説明します。
(1)妻に怒られるから
妻に怒られることを恐れて隠し事をするという男性は多いです。隠し事の内容は、浮気や不倫など、確実に妻の怒りを買うことだけではなく、「妻が楽しみにしていたお菓子を食べてしまった」など、些細なことである場合もあります。
(2)うまく説明できないから
男性の中には、言葉にするのが苦手という人も少なくありません。夫がそのようなタイプであれば、本人は隠し事をしているつもりはなく、黙っているだけでしょう。例えば、仕事終わりに同僚の女性の仕事の相談に乗るために二人で飲みに行った場合、妻に告げて不安にさせるくらいなら、何も言わないでおこうと考えます。
(3)面倒なことになるのを避けたいから
普段から、妻に厳しいことを言われることが多い場合、「本当のことを言っても怒られるだけ」「面倒なことは避けたい」などと思い、あえて言わないこともあるでしょう。このような男性は、自分が隠し事をする原因は妻にあると考える傾向があります。夫婦関係が悪化の一途をたどる可能性も高いので、注意が必要です。
4.夫の隠し事が発覚した場合の対処法
夫の隠し事が発覚した際、どのように対処すればよいでしょうか。適切な対処法について説明します。
(1)感情的にならず本人と話し合う
夫に隠し事をされていたと知ると、とても悲しく、つらい気持ちになるでしょう。信頼を裏切られて傷つき、怒りを覚える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、そんなネガティブな気持ちを夫の前で爆発させることは得策ではありません。夫は、妻が怒ることを恐れている、または妻の反応が面倒だと思っているから、隠し事をすることが多いので、ここで感情的になってしまうと、夫がさらに隠し事をするようになる可能性があります。
逆に、落ち着いて対処できれば、夫がなにか問題を抱えたときに「妻に相談してみよう」と思えるようになるかもしれません。夫婦の信頼関係を強固にするためにも、感情的にならずに夫の話に耳を傾けることが大切です。
(2)隠し事をした理由を確かめる
夫が隠し事をした理由を確かめておくことも重要です。隠し事をした原因を突き止めておかなければ、問題の根本解決ができず、再発する可能性があるからです。
もしかすると、原因の一端はあなたにもあるかもしれません。少し行動を変えるだけで、夫婦関係が劇的に良くなる可能性もあります。「雨降って地固まる」ような出来事にするためにも、夫婦でよく話し合いましょう。
(3)しつこく責めない
隠し事をした夫のことを許せないと思うのは無理のないことかもしれません。しかし、夫婦関係を良い状態に保ちたいなら、しつこく責めることは控えましょう。いつまでも責め続けると、ストレスを感じた夫が、また同じことを繰り返す可能性があります。「妻とはまともに話ができない」と思われてしまえば、日常的な会話も減り、夫婦関係が冷えてしまう可能性もあるので、注意してください。
(4)隠し事が異性関係だった場合は証拠集めを
夫が浮気をしている可能性が高い場合は、直接本人を問い詰める前に証拠集めをしてください。有効な証拠があれば、夫婦関係を続けるにしても、離婚するにしても、ご自身が有利な立場に立てます。
不倫の証拠として認められるのは、二人に肉体関係があることを示すものです。例えば、ラブホテルに入る写真や動画、肉体関係について言及しているメッセージや会話のデータなどです。これらの証拠を手に入れるのは難しい場合も多いので、浮気調査を得意とする探偵社に依頼することを検討してもよいでしょう。
5.夫に隠し事をさせないために心がけたいこと
平穏な毎日を送るためには、隠し事をしない関係でいることが大切です。「夫が隠し事をしているのでは?」などと不安にならないためにも、普段からどんなことでも話し合えるような関係作りを心がけましょう。仕事のことや子どものこと、友人のことなど、何でも気兼ねなく話して共有できれば、夫婦の信頼関係も強固になり、隠し事をする必要がなくなるでしょう。
まずは、あなたから「最近忙しいみたいだけど大丈夫?」などと、労りの言葉をかけてみましょう。相手を受け入れる気持ちが伝われば、夫も徐々に心を開き、何でも話し合える関係に近づけるはずです。
まとめ
今回は、隠し事をしている時の夫の行動の特徴やよくある夫の隠し事、夫が妻に隠し事をする理由、夫の隠し事が発覚した場合の対処法、夫に隠し事をさせないために心がけたいことなどについて解説しました。
夫の隠し事の中で、妻にとって最も気になるのは異性関係でしょう。夫の隠し事が、浮気である可能性が高い場合、真実を知りたいと思うのは自然なことですが、ご自身で調べるのには限界があります。夫に気づかれずに真実を知るためには、浮気調査の実績を豊富に持つ探偵社に相談することをおすすめします。
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